専門社会調査士取得希望者のための
2024年度S2科目講習会をオンラインにて開催します

専門社会調査士取得希望者のための 2024 年度 S2 科目講習会をオンラインにて開催します。専門社会調査士(正規)の資格取得には、社会調査士資格を得ていることが前提となりますが、社会調査士資格がない場合でも資格の取得が可能になるよう、社会調査協会では、専門社会調査士(正規)の資格取得をめざす大学院生に向けて、S1 科目と S2 科目の講習会を開催しています。

S1 科目は、社会調査士科目の A、B、および C 科目に対応し、S2 科目は、D、E 科目に対応しています。これらの講習会を利用して条件を満たせば、専門社会調査士(正規)と社会調査士の資格を同時申請することができます。

なお、S1 科目と S2科目の講習会は大学院生だけに限定したものではありません。社会調査に関連する知識や技能の向上をめざす大学院生以外の方の受講も歓迎します。とくに専門社会調査士(8条規定)の区分(2)※で申請される際は、S1、S2 科目両方の取得が評価対象となります。(社会調査士のみの申請には使用できませんのでご注意下さい。)

※申請区分(2)については協会HPより専門社会調査士(8条規定)申請方法・手順の説明をご参照ください。

皆様のご参加をお待ちしています。

※ポスターの画像クリックでpdf版ポスターがDLできます


2024年度S2科目講習会開催要領

  • 開講期間:2025年2月18日(火) 〜 3月18日(火)
  • 開講方法:ZOOMによるオンライン授業+動画でのオンデマンド講義
  • 開講科目:S2科目(D、E科目に対応)

担当講師および講習会スケジュール

  • 日程
  • 内容
  • Zoom 担当者
  • 2/18(火) 10:30~11:15
  • 2/18(火)~3/17(月)
  • 開講挨拶・受講方法の説明(45分)【Zoom】
  • オンデマンド講義の視聴期間
  • 保田
  •  
  • 2/25(火) 10:30~11:30
  • 3/3(月)
  • PartⅠの質問回答(60分)【Zoom】
  • ※PartⅠ課題の提出締切
  • 保田
  •  
  • 3/4(火) 10:30~11:30
  • 3/10(月)
  • PartⅡの質問回答(60分)【Zoom】
  • ※PartⅡ課題の提出締切
  • 保田
  •  
  • 3/11(火) 10:30~11:30
  • 3/17(月)
  • PartⅢの質問回答(60分)【Zoom】
  • ※PartⅢ課題の提出締切
  • 毛塚
  •  
  • 3/18(火) 10:30~11:30
  • 3/24(月)
  • PartⅣの質問回答+閉講挨拶(60分)【Zoom】
  • ※PartⅣ課題の提出締切
  • 毛塚
  •  
    • Zoomの開始時間は各日(2/18、2/25、3/4、3/11、3/18)の10時30分です。
    • 受講内容に関する4回の課題の提出を求めます(各3/3、3/10、3/17、3/24締切)。
  • 講習会内容 ※すべて動画でのオンデマンド講義
    保田 時男先生
    (関西大学)

    Part Ⅰ

    • 1. 統計データと統計分析ソフト
    • 2. 代表値とばらつき
    • 3. 関連を捉える
    • 4. 確率論の基礎
    • 5. 統計的なプレゼンテーション

    Part Ⅱ

    • 6. 推測統計の基礎
    • 7. 推定の実際(平均・比率の推定)
    • 8. 検定の実際(平均の差の検定)
    • 9. クロス表の検定
    • 毛塚 和宏先生
      (九州大学)
    • 金澤 悠介先生
      (立命館大学)
    • ※PartⅢは
      金澤・毛塚で担当、
      PartⅣは
      毛塚で担当

    Part Ⅲ

    • 10. 多変量解析とは何か?
    • 11. 回帰分析・入門編
    • 12. 回帰分析・基本編
    • 13. 回帰分析・応用編

    Part Ⅳ

    • 14. 2 値変数を分析する:2 項ロジスティック回帰分析
    • 15. 3 値以上の離散変数を分析する:順序・多項ロジスティック回帰分析
    • 16. 平均の差を検討する:分散分析
    • 17. 多重クロス表の関連を分析する:ログリニア分析
    ※S2科目講習会は社会調査士科目

    【 D 】 社会調査に必要な統計学に関する科目

    【 E 】 多変量解析の方法に関する科目

    についての集中講義となります。社会調査士カリキュラム一覧はこちら>>>

    ※S1 を未受講で、今回の S2 から申込をされる方は、予め統計学の教科書などで S1 にかかわる内容をご確認いただくことを推奨いたします。

    • おすすめ図書
      <以下の教科書は S1 科目(一部 S2 科目も含む)の内容を扱っている初学者向け教科書です。>

      1. 神林博史『1歩前からはじめる 「統計」の読み方・考え方[第2版]』ミネルヴァ書房
      2. 神林博史・三輪哲『【改訂新版】社会調査のための統計学-生きた実例で理解する-』技術評論社
      3. 毛塚和宏『社会科学のための統計学入門 実例からていねいに学ぶ』講談社

      推奨環境:オンデマンド講義は10インチ以上の画面での視聴をお奨めします。また、受講者による統計分析ソフトの使用は前提とはしませんが、講義に使用するデータは配布しますので、分析環境が用意できる場合は確認が可能です。

      テキスト:オンライン講義のため、テキストは電子ファイル(PDF)で配布します。
      各自で必要に応じて印刷してください。

      受講費用:大学院生 22,000円

      社会人 44,000円

      (消費税含む。いずれも、S2科目だけの受講費用)

      募集人数:70名

      ※定員を超える応募があった場合は、抽選となります。定員に満たなかった場合は、募集を一定期間延長(HPで通知)、先着順で申込を受付ます。

      応募資格:大学院生・社会人(学部の学生は、応募できません。)

      募集期間:2025年1月9日(木)午前10時~1月15日(水)午後3時

      申込方法:下記申込フォームより、必要事項をご入力の上、協会事務局へお申込み下さい。

      • 協会事務局より自動返信メールにてエントリー受付番号が送付されます。
        ※あらかじめ「@jasr.or.jp」からのメールを受信できるように設定をお願いいたします。
        ※万が一申込をしても(その日のうちに)協会よりメールが届かない場合は以下のお問合せ先アドレスまでご連絡下さい。
      • 期間内の申込が定員を超えた場合は抽選を行います。
      • 協会事務局より結果のご連絡をいたします。
      • 当選された方には、受付番号と受講費用の支払い方法をメールでお知らせします。
      • 落選された方には「補欠受付番号」をお知らせし、キャンセルの人が出た場合、順にメール
        でご連絡します。
      • 当選された方は協会からのメールが届きましたら、期日までに受講費用を郵便振替でご入金下さい。
      • 協会でご入金が確認できましたら、受講案内をメールでご連絡します。
      • 期日までに受講費用の入金がない場合は、キャンセルされたものと見なしますので、ご注意下さい。
      • お問合せ先アドレス: seminar@jasr.or.jp

      S科目の位置づけ

      S科目は、社会調査士の資格を取得していない大学院生が、本科目を履修することによって、専門社会調査士資格(正規)の申請と同時に、社会調査士資格を申請できるようにするために開講するものです。

      S科目は、次のS1科目およびS2科目の二つからなっています。

      • (1)S1科目は、社会調査士資格の標準カリキュラムのうち、A、BおよびC科目に対応する。
      • (2)S2科目は、社会調査士資格の標準カリキュラムのうち、DおよびE科目に対応する。
      • 今回開講するのは、このうち、S2科目です。
      • 次回のS1科目講習会は、2026年2月~3月頃に予定しています。
        (※予定は変更する場合があります。)
      • 注:すでに社会調査士資格の標準カリキュラムのうち、A、BおよびC科目を履修した方は、S2科目の受講だけで、社会調査士の同時申請が可能です。
        同様に、すでに社会調査士資格の標準カリキュラムのうち、DおよびE科目を履修した方は、S1科目の受講だけで、社会調査士の同時申請が可能です。
        (※社会調査士のみの申請はできません)

      講習会スケジュールについて

      講習会名称 開催日 場所
      2024年度S2科目講習会 2025年2月18日~3月18日 オンライン開催
      2025年度S1科目講習会 2026年2月~3月頃(予定) 未定

      ※上記スケジュールは変更になる場合がございます。